スペインには美味しい物が沢山あります。
今回は、生ハムの聖地とされているサラマンカ県。
小さな村Candelarioで食べた絶品皿。
スペインのバルはお酒を飲むだけではありません。朝食、ランチ、ピンチョスと1日中スペイン人たちが利用する場所です。日本で言うならカフェではなく、昔の喫茶店に近い感じがします。
今回毎日お世話になったのが、Bar El Refugio。村の中心にあります。
家族で20年以上も営む老舗中のバルです。中でもお兄さんRaúlが、コロナでの村の状況、山へのお勧めル-トや美味しいレストランなど地元ならではの情報を提供してくれました。バルって美味しいだけじゃなく【人】で何度も行きたくなりますよね。
さて、毎朝の朝食は、定番のPan con Tomate(パンとトマト)
本当にパンとトマトです。
マドリ-ドで注文するとトマトは大体ミキサーでつぶしたものが出来てきます。ここは、このトマトを潰すようにパンに塗り、オリ-ブオイルと塩をかけて食べます。スペインのトマトは味が濃いのでこれだけでももちろん美味しいだけれど、せっかくサラマンカなんだから生ハムも乗せましょう。
もう一軒レストランは村の教会広場の前にあります。La Candela
ディナ-で利用しました。
予約は土曜の21時。
誰もまだいません。スペイン人っぽいですね。
週末のディナータイムピークは22時。長い間、レストランに行っていなかったのですっかり忘れていました。でも空いてる方がちょうど良い。
まずは地元のチ-ズと赤ワインで乾杯。
焼き野菜。大体のレストランではサラダではなくこれをオ-ダ‐します。ナッツ類がソースとしてかけてありましたが、日本の「もろみ」のような甘しょっぱい味わいで本当に美味しかったです。抜群のセンス!
メインはもちろん1キロの牛ステ-キ。良い牛はレアで頂きます。
赤肉は岩塩だけでワインが進む。
甘党ではないので滅多にデザートを注文しませんが、ラムのシャ—ベットというセンスの良いデザートがあったので思わず注文。食後酒のようにしっかりしたラム酒の存在感がありました。
こんな小さな村にここまでレベルの高いレストランがあるなんて。
リピート間違いなし。